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第4回  ■■ペットをキレイに撮るための、ちょっとした工夫■■

 

こんにちは。ぼんです。
寒い日が続いていますが、皆さんは風邪などひいていませんか?
インフルエンザが流行っているそうなので、どうぞお気をつけくださいね。

さてさて。今回は、被写体ブレについてなぞ。

しっかりカメラを構えていたのに、シャッターを押した瞬間に
ペットがサッと動いてしまって、写真がブレてしまった経験はありませんか?

被写体が素早く動いたことによって写真がブレることを『被写体ブレ』と言い、
ペットの撮影は、被写体ブレが比較的起こりやすいです。

シャッターを押すまで待ってくれれば良いのですが、なかなかどうして、
彼らはじっとしていてくれません。
それに、そういったかしこまった姿だけでなく、日常の何気ない様子とか、
自然に遊んでいる姿。イタズラの決定的瞬間なども、カメラに収めておきたいですよね。

今日は、その様な『動き』のある瞬間を撮る場合に、少しでも被写体ブレを防ぐ…
と言うか、何が写っているのか判別不可能な写真にしないための、私なりの工夫
をお話したいと思います。

まず一つ目は、室内撮影の際は、できるだけ室内を明るくしています。
天気の良い日中であれば、カーテンを開け、更に電気もつけて撮るようにしています。
カメラのシャッタースピードは、明るい場所ほど速く、暗くなるほど遅くなるもので、
シャッタースピードが速い方が、撮りたい瞬間を捉えやすく、
ブレやピンボケなども起こりにくくなるからです。
その為、少しでも室内が明るくなるように努めています。

二つ目は、動きが予測できる時は、置きピンをしています。
例えば
「ここから呼べば、あの辺りを通って走ってくるな…。」
と予測できる時は、ペットが通りそうな場所で予めピントを合わせておくのです。
ペットが予想通りに動いてくれればシメたもの。
あとは、ペットがピントを合わせた場所に来たら
(ペットの動きが速い場合は、ピントを合わせた場所に到着する直前に。)
シャッターを押すだけです。
予測が外れると悲しい結果に終わりますが、ズバリ当たれば、楽しい写真がアルバムに加わります。

最後の三つ目。動きが予測できない、または思いがけないシャッターチャンスに
恵まれた場合は、私は『写るんです』などのインスタントカメラを使用
しています。

いや、意外と優秀なんですよ。インスタントカメラって。
使用方法(カメラと被写体の距離など)を守って使えば、ピンボケやブレなど殆どありませんし、
接写OKのインスタントカメラなら、小動物のアップもキレイに撮れるんですよ。
そんな訳で、接写OKのインスタントカメラも常時携帯している私です。

と、こんなところでしょうか。工夫と言っても手軽にできることだけで、
大したことはしていなかったりします。
それでも、するとしないでは結果に違いがありますので、宜しかったら試してみて下さいね。

さて、今年最後の『ペットを撮ろう!』は、いかがでしたでしょうか。
少しでもお役に立てれば嬉しいのですが…。
来年は、1月6日発行のマガジンより連載開始の予定です。
本年中は、拙いコラムにお付き合い下さり有難うございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
それでは、よいお年を!

 

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