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シェルティのオスが老衰で死んでいったときの話です。
その3ヶ月ほど前から後ろ足が立たなくなり、寝たきりになっていました。
寝たきりになっても、トイレは必ずうなり声で知らせるので、身体を支えてやって、トイレシートの上でさせていました。
旅立つ前の夜、わたしは彼のうなり声で目がさめたような気がして、様子を見に行きました。
苦しそうにうなっていたので、身体をなでてやると、幾分楽そうに見えたので、話し掛けながら、しばらくそうしていたのが、彼と私の最後の思い出です。
そのときは泣きましたが、いわゆる「ペットロス」と言われるほどではない、と思っていました。
それでも1年くらいの間、よく彼の夢を見ました。
夢の中ではとても元気にしているので、「なんだ、やっぱり生きていたんだ!」と喜びの気持ちで目がさめ、現実にショックを受ける……という繰り返しをしていました。
けれども、1年ほどたったある日の夢には、死んでしまった彼が出てきたのでした。
目は精気を失い、身体は冷たく、それは慣れ親しんでいた愛犬ではなくて、死骸でした。
その夢を見て以降、「やっぱり生きていたんだ!」の夢は見なくなりました。
今でも時々、夢の中に登場してくれることはありますけれど、それらの夢から覚めてもショックを受けることはもうなくなりました。
1年間の夢は、わたしの心の整理をつけさせてくれたのだと思います。
愛するものを失うのは悲しいことです。でも、辛い気持ちは時が解決してくれることでしょう。
何より、最後まで見届けてあげること、愛犬(犬に限りませんけど)が愛する飼い主のそばで安心して旅立てるようにしてあげることが大切だと思います。
介護用品も色々出てきていますので、今ふりかえると、もっとこうしてあげれば良かった、とか、思うこともあります。老いてきたペットが少しでも楽しく快適であるように、幸せであるように……と願います。(ロンロン)
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